「イメージの現実化」の巻
以前から製作中のお箸の現在の作業状況です。
8月21日の記事に掲載した写真のお箸の内、
上部・左側のタイプのものです。
最近は、
漆を塗っては研ぐ、
という作業が続いています。
研ぎにも、
行程の段階や状況に応じて、
サンドペーパーや砥石、砥の粉等の
使い分けがあります。
今回の記事のお箸の場合、
今の段階では
塗り重ねた漆の層をあまり失いたくないので、
砥の粉、水そして写真に写っている
園芸用のブラシ?(…名前がわかりません…)
を使って研いでいます。
研ぐ、と言っても、
表面に傷を付ける様な感じです。
こうする事によって、
次に塗る漆の食い付きが良くなります。
このタイプのお箸も、
ゆっくりではありますが、
少しずつイメージしたものに近づいてきています。
予想外の進展も楽しいけど、
イメージの現実化はやっぱりうれしいなぁ。
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