漆塗りの作業工程のこと
去年5月の工房開きから半年程は、
見本品やら備品的なものも
作品と平行して作っていました。
備品的なものというのは、
展示会などでお客さんに対して、
漆芸の作業工程をわかりやすく説明するための
行程説明板のことなんですが、
今日はその行程説明板を取り上げてみます。
↑蓋をかぶせた状態
↑蓋をはずした状態
上下の写真とも、
上側に置いたものが摺漆(または拭き漆)、
下側に置いたものが、
呂色仕上げという艶出し仕上げの説明板です。
それぞれ、
右から作業を始めて左端で完成となっています。
漆芸には多くの仕上げ方や作業工程があり、
人それぞれで正解はないとも言えます。
これはあくまでもその内の一つで、
自分自身も作品や方針によって
行程内容は変えています。
見づらい写真ですが、
なんとなくわかってもらえるでしょうか…
機会があれば
もう少し詳しく紹介したいと思います。
今日はこのへんで。
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