「漆と優しさと耳かきとTOOG」の巻

つぅぐ

2011年03月22日 00:03



どうも、主のつぅぐです。

今日は、
ブログを始めてまだ日も浅い内に、
作品の紹介を通して、
あらためて、
TOOGの基本姿勢を自分なりに
確認していこうと思います。

今日紹介する作品は「耳かき」です。

耳かきって気持ちいいですね。
僕は好きです。
僕はマニアではありませんが、
マニアの方もけっこういるって
聞いたことあります。
(余談でした)

何をしていた時か覚えていませんが、
漆の肌触りについて考えていました…
(疑問屋つぅぐ)
漆塗りのお箸やお椀って
口に触れた時、優しい感じがするけど、
もっと他にも肌へのあたりが
優しいものってないのか?

(相手するつぅぐ)
耳かきって普通の竹のものでも気持ちいいさ。
漆塗ったらもっと気持ちいいんじゃない?
まず試しに塗ってみたら?

…いろんなやりとりがありましたが、
単純化するとこんな感じでした。
(多分…、だったはず…)

こんなストーリーを受けて、
作業を始めました。
塗りました。
使ってみました。
思った通り、優しかったです。
「この優しさを広めたい!」
そう思った僕は、
耳かき塗りに取り組み始めたのでした。
そして、生まれた内のいくつかが、
写真にある6つ子ちゃんです。

「耳かき」に限らず、他の物を作る時にも
「この優しさを広めたい!」
の気持ちは常に持ち続けたい!
と、今ブログを書きながら
あらためて思っています。

そうだ、作業工程の第一番目は、
木地調整(塗り始める前に、木肌を整えること)
じゃなくて、
「この優しさを広めたい!」にしよう!!

くさむにーに浸って今日は休みます。
おやすみなさい。

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