「沈金講習会」の巻

つぅぐ

2011年12月05日 23:07




今日、沖縄県工芸技術支援センターで行われた
沈金(ちんきん)講習会に参加してきました。

沈金とは、
漆工芸における加飾技法の1つで、
塗りが仕上がった後に
沈金刀と呼ばれる工具で塗面を彫り、
その彫り跡に漆を使って
金粉や金箔等を蒔き付ける、
というものです。

午前中は沈金刀の使い方を練習し、
午後は、あらかじめ
参加者各自がデザインしてきたものに従って、
銘々皿に加飾を施しました。

デザインのテーマは、
来年の干支にちなんで辰でした。

参加者それぞれの作品は、
デザインも線のタッチも、
どれも個性的なものばかりでした。

短い時間でしたが、
沈金技法そのものや
デザイン、線のタッチ、
同じテーマに抱くイメージの違い等、
いろいろと勉強になった講習会でした。

今後作る作品に、
何らかの形で沈金を取り入れよう、
といううっすらとしたイメージが湧いてくる、
今日の帰り道でした。

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